川口の神社・仏閣・歴史

川口神社の創建は940年。令和の今でも市民の憩いの場になっています。

川口神社は川口駅から徒歩10分程度、落ち着いた雰囲気の住宅街の一角にあります。木々が茂っていてとても気持ちがいい神社です。
川口神社

川口神社とは?

ご由緒の記録は水害により失われたそうですが、創建は940年頃と言われています。以前は「氷川社」や「氷川大明神」と称されたそう。明治時代に入ると、近隣の神社を合祀して社名が「川口神社」となりました。
川口神社
正門前の阿形の狛犬。立派なお顔立ち。
川口神社 狛犬
吽形の狛犬。
川口神社 狛犬
正門手前に遊具が設置されています。
川口神社
砂場がありますよ。子供の頃から神社が身近にあるのって、なんかいいですよね。
川口神社

境内の様子

拝殿に向かう道。幼稚園や保育園に通う子供たちが、キャッキャ言いながら通ります。
川口神社 境内
スズカケノキ。2本の木の間から垣間見える拝殿がいい感じ。
川口神社
木漏れ日が気持ちがいい。参拝に来る人、散歩する人、思い思いに神社での時間を過ごしています。
川口神社

拝殿

こちらが拝殿。
川口神社

狛犬

拝殿前の阿形の狛犬。
川口神社 狛犬
吽形の狛犬。
川口神社 狛犬

手水舎

手水舎。
川口神社 手水舎

包丁塚

珍しい包丁塚。古い包丁に感謝の気持ちを込めて玉串を奉納する、と書かれています。
川口神社 包丁塚

凱旋橋跡付凱旋橋之碑

日露戦争に出征した兵士の凱旋を祝して作られた凱旋橋の跡が、川口郵便局の近くに残っています。その由来を記した記念碑です。
凱旋橋跡付凱旋橋之碑
日露戦争により、軍需製品を製作するために鋳物業が飛躍的に発展。川口の地域が発展していく契機となったことを知る文化財です。

舊狛犬

1861年に作られた狛犬。江戸末期の狛犬って、味がある表情をしています。
川口神社 狛犬

境内社

梅ノ木天神社

学問の神様、菅原道真公が祀られている梅ノ木天神社。
川口神社 梅ノ木神社
闘牛のような鋭い角を持った神牛が鎮座しています。つい撫でたくなっちゃいますよね。
川口神社 梅ノ木神社

浅間神社

富士山信仰の対象である浅間大神を祀っています。1929年に建てられた富士塚を2014年に現在地へ移設・拡張したそう。
川口神社 浅間神社

八雲社

八雲社の社殿は江戸時代中期(1707年)の建立。
川口神社 八雲社

杉山稲荷神社・第六天社・石神井社

杉山稲荷神社、第六天社、石神井社の三社合殿。
川口神社

金刀比羅社

金刀比羅社は「ことひらしゃ」と読みます。
川口神社 金刀比羅社

川口護國神社

西南戦争から太平洋戦争で戦没した川口出身者の英霊を祭る護国神社。もともとは川口市役所にあった神殿を現在の場所へ移設したそう。
川口神社 川口護国神社

金山神社

鋳物師の守護神、金山権現を祀る金山神社。鋳物の街、川口ならではの神社です。
川口神社 金山神社

川口神社の御祭神・御利益

素盞嗚尊(すさのおのみこと)
宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
菅原道眞公(すがわらのみちざねこう)
保食命(うけもちのみこと)
金山彦命(かなやまびこのみこと)

厄除け、縁結び、家内安全、学業成就、農工業発展、金属生産

アクセス

住所:埼玉県川口市金山町6−15